25.05.13
パッシブデザインを紐解く【5】通風こんにちは!埼玉県の注文住宅 工務店 黒須建設です。
当社がパッシブデザインの家づくりを展開していることは、ブログでもたびたび触れてきました。
パッシブデザインの家とは自然の力を利用して心地よく暮らす住まいのこと。ということは知っていても、「わかったような、わからないような…?」と感じている方も多いことと思います。
そこで、「具体的にどのような家がパッシブデザインなのか」「パッシブデザインの家に必要な条件とは?」などなど、理解を深めていただくために、パッシブデザインについて少しずつ紐解いていきたいと思います。
今回は「通風」についてです。
冷房が効いている室内で足元が冷えたり、暖房すると顔ばかり暑くなったり…という経験、皆さんもあると思います。
これは、空気は温められると膨らみ、密度が小さくなって軽くなるためです。このような特性を活かして窓を配置することで風の通り道ができ、スムーズに通風するようになります。
風が通り抜けることで室内温度が下がり、家中の空気をリフレッシュ!真夏以外は窓を開けていれば涼しいので、光熱費の節約にもなり、冷たい空気による身体への負担も軽減できます。
低い位置につける地窓が風の入り口になり、高い位置につける高窓が出口になります。家の上部に溜まった熱い空気が抜けやすい配置です。
また、各居室には2カ所以上窓を設置すると、風が効率よく通り抜けます。窓を並列に設置する場合は、窓の開く方向を調整する(風をキャッチする窓、逃がす窓で、窓が開く方向を変える)と効率的です。
黒須建設は地元密着の工務店。地域の気候に通じているので、風が吹く方向もしっかり把握して、効果的な窓配置を計画しています!
パッシブデザインの家づくりなら、当社におまかせくださいね^^
次回の「パッシブデザインを紐解く」もお楽しみに♪
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