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【加須市 N様】古今を大切にした家族を見守り続ける平屋

  • #平屋
  • N様邸は和風の外観がすてきな平屋建ての家。先祖代々から続く広大な敷地に、母屋の建替えとして計画がスタートしました。
    以前の母屋は2階建てで、当時の木材が使われているほか、立派な建具が随所に造作されていました。「今では貴重な材料や造作建具などを新しい家にも残したい」というご主人の強い意向を重視して設計を進めていきました。

    N様のデザインのご希望は「和風」。また、間取りに関しては平屋建て、6人家族それぞれのお部屋、中庭を当初よりご要望でした。中庭を設置することで北側の部屋や廊下にも採光を取り入れることができます

     

    外観・内観を通して和風のデザインをお好みで、特に外観は羽生PA『鬼平江戸処』(江戸時代の街並みを再現したエリア)のイメージでつくりたいとのことでした。
    和風で見栄えのする素材がイメージに合いそうでしたので、外壁は本物の木の板壁として漆喰を用いるご提案をはじめ、なまこ壁、鎧張りや板目押縁下見板張り、などなど、さまざまな素材・デザインを検討しました。

    ご予算やメンテナンス頻度なども考慮し、焼杉のような質感のサイディングをおすすめすることに。新しく発表されたばかりの外壁材で施工事例も少なかったのですが、とてもよい雰囲気になるとの確信がありました。
    仕上がってみるとやはり焼杉の意匠が和風の堂々とした佇まいにぴったり。さらに既存の和風庭園にも合うように屋根瓦と軒を出すことで、重厚感のあるすてきな外観になりました。

    既存の建物を解体しての新築でしたので、内観に関しては元の家で使われていた神棚の建具や和室の壁の飾り窓、源氏襖・欄間を再利用したいとのご要望がありました。
    また、来客が多いとのことで、お客様を招き入れる玄関近くの和室は特に意匠に凝り、N様もお気に召してくださいました。

    玄関内部の天井には桧の羽目板を張り、廊下はあえて巾の狭い床板にすることで、和のイメージを演出しました。
    和室の天井は格式の高い格天井にし、京壁で仕上げ、既存の源氏襖・欄間を納めました。
    現在は白木との色の対比がはっきりしていますが、年月が経つにつれ徐々に馴染んでいき、末永く楽しんでいただけるのではないかと思います。

    照明器具に関しても、和の雰囲気に合うものを探しました。
    玄関には再利用のペンダントライトをつけたいとのことでしたので、意匠をジャマしないよう、また桧の羽目板に合うよう、白木のような四角い枠のダウンライトや和紙を使用したペンダントライト、江戸切子の雰囲気のペンダントライトなどをおすすめしました。

    全体的に和のイメージではありますが、ご家族皆様がくつろぐLDKはそこまで和風を押し出さず、「和モダン」を心掛けました。
    おひとりで過ごすときもリラックスしていただけるよう、それぞれの居室は好きな壁紙を選んでいただきました

    ご主人は特にこだわりをお持ちで、取り入れたいことが盛りだくさん。ご予算の都合もありますので奥様が困り顔で諫められるのですが、次のお打合せの際に「やっぱりこうしたいんだよなぁ」「そうはいっても…」といったおふたりのやり取りが微笑ましく、スタッフも楽しく家づくりのお手伝いをさせていただきました。

    以前のお家を組み入れて新築したことで、唯一無二の古今を大切にした家族を見守り続ける家ができあがりました。

     

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